一般社団法人日本ホスピタリティ教育研究所は、阪南大学3回生の学生を対象にした、4日間の課題解決型（プロジェクト型）インターンシップを実施いたしました。

学生に取り組んでいただいた課題は、「高校生ならびに大学生を対象にした『ホスピタリティ』を向上させる90分間の教育プログラムを開発してください。ただし、高校生ならびに大学生が、能動的に学習に取り組む方法を採用した教育プログラムにすること。」です。

この課題における「ホスピタリティ」の定義は、「他者の状況を把握すると共に、その状況に対して、どのような行動が必要なのかを判断し、適切に行動することができる気質ならびに能力」と定めました。

学生は、「ブレインストーミングを活用したグループワーク」、「トロッコ問題」、「テセウスの船」、「ケースメソッド」等の課題を体験した後に、ホスピタリティを向上させる教育プログラムの開発に取り組みました。

インターンシップの最終日、学生より、「コンビニエンスストアの品揃え等を事例に活用した、状況を把握し、必要となる行動を判断する能力を向上させるプログラム」、「サービス提供者が顧客に配慮する場面を事例に活用した、その場面において、必要となる行動を考えてもらうプログラム」等を提案していただきました。

（2017年9月12日-9月15日）

Date: 2017.09.15　Category: 教育